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睡眠時無呼吸症候群

日中に強い眠気はありませんか?
睡眠中にいびきをかいている呼吸が止まっていると言われたことはありませんか?

もしかしたら睡眠時無呼吸症候群かもしれません。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠中に気道(空気の通り道)が閉塞することによって呼吸が止まります。その結果、様々な症状を引き起こす病気です。

睡眠時無呼吸症候群の原因は?

睡眠時無呼吸症候群は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群と中枢性無呼吸症候群に分けられますが、大部分は閉塞性であるため、ここでは閉塞性を説明します。

気道(空気の通り道)が狭くなる、閉塞することで呼吸が停止してしまいます。

深い睡眠になると、仰向けで寝ている場合に、舌根(舌の根本)が重力の影響で気道の方へ下がってきます。その時に息を吸うと、気道が陰圧になるため、舌根が気道を塞いでしまい、息が吸えなくなって呼吸が停止するのです。

呼吸停止の時間が長くなると、体が苦しくなって浅い睡眠になり、舌根の低下が解除されて、息が吸えるようになるのですが、無呼吸症候群の人はこれを睡眠中に何度も繰り返しているのです。

これでは、ちゃんとした睡眠をとることが難しくなってしまいますね。

気道が狭くなる要因として最も多いのが肥満です。しかし肥満のない方でも無呼吸症候群が隠れている場合があります

睡眠時無呼吸症候群で問題になることは?

睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠中に呼吸が停止し苦しくなるため、睡眠の質が悪化し浅い睡眠となります。本来なら睡眠中にリラックスしているはずですが、無呼吸状態では低酸素血症や交感神経の活性化が起こり、様々な病気の悪化リスクとなります。

日中の眠気

睡眠が浅くなるため、日中に眠気が出現することがあります。居眠りをしてしまう、日中の仕事に集中できない、居眠り運転で交通事故を起こすなど、日常生活に影響する可能性があります。

高血圧

睡眠時無呼吸症候群(閉塞性)患者の約50%に高血圧が出現すると報告されています。

心血管疾患(心不全、不整脈、狭心症や心筋梗塞)、不整脈

無呼吸症候群があると、心血管疾患の死亡率や入院率が高いと報告があります。狭心症や心筋梗塞の発症率は無呼吸症候群があると1.2~6.9倍に上昇すると報告されています。

脳血管疾患

低酸素状態にさらされると、血管の収縮が持続し、動脈硬化が進行すると言われています。この状態が長期間続くと、脳卒中および死亡リスクが健常人より約1.97倍上昇すると報告されています。

睡眠時無呼吸症候群が疑われる時

睡眠時無呼吸症候群があると、様々な症状が出ます。

  • いびき…93
  • 無呼吸の指摘…92
  • 日中の眠気…83
  • 全身のだるさ…51
  • 熟睡感の欠如…51
  • 起床時の頭痛…35%
  • 集中力低下…28

一般的には、睡眠中にいびきや呼吸が止まっていることを指摘され、日中の眠気があることから睡眠時無呼吸症候群を疑われ受診するケースが多い印象です。自分では気づかずに、高血圧や肥満があり医師から疑われるケースもあります。

睡眠時無呼吸症候群の検査

簡易モニター検査

寝る前に気流センサーと血中酸素濃度を測定するパルスオキシメーターを装着し就寝し、翌朝起床後に取り外します。

自宅でできる検査です。

睡眠ポリソムノグラフィー検査(PSG検査)

簡易型検査の気流センサー、パルスオキシメーターに加え、いびき、体位センサー、脳波、心電図、呼吸運動センサー、筋電図などを同時に装着し測定していきます。

専門の医療機関に1泊の検査入院が必要です。


一般的には簡易モニター検査を行い、疑いが強い場合は入院して
PSG検査(精密検査)を行い、治療方針を決定します。

重症度・治療について

睡眠時無呼吸症候群の重症度は、無呼吸低呼吸指数(AHIで診断します。

AHI 1時間あたりに無呼吸や低呼吸(呼吸が浅くなる)が起きる頻度

睡眠時無呼吸症候群が疑われ、

  • 簡易モニター検査でAHI40
  • または簡易モニター検査でAHI2040で、PSG検査でAHI20

上記であれば持続気道陽圧療法(CPAPの治療適応となります。

持続的気道陽圧療法(CPAP)とは

鼻や口にマスクを着け、常に圧をかけることで、気道を押し広げることで気道(空気の通り道)が塞がれないようにする治療です。

 

治療によって、日中の眠気やいびきなどが改善し、血圧の改善や病気のリスクを下げる効果が期待できます。

日中の眠気が強い、いびきをかいている、呼吸が止まっていると言われたことがある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。ぜひ一度ご相談ください。

 

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